ビブラートでは喉を震わせて抑揚をつけた歌い方をしますが、自然で美しく行うためには相応のテクニックと、それに耐えられるフィジカルが必要です。
短時間ならばできても、長く伸ばす音が難しいことが多く、この場合は筋肉や声帯を鍛えるだけではなく、無理のない発声で行うことで習得を目指します。
まずは息が続くまでビブラートで発声するのを5セットから10セット程度繰り返して一旦休憩し、再びセットを行います。
ここで無理をすると声帯を傷めてしまう可能性があるため、しっかりと休むことも大切です。
これらの練習を積み重ねてやがて正しい技術とフィジカルを身に着けることができれば、自然で美しいビブラートを習得することが可能です。