声というものは人ぞれぞれ姿や顔が違うのと同じく、それぞれ異なると言われています。
姿を見なくても声をきけば、だれが室内に入ってきたかわかるというのは、それだけ発声に個性がそれぞれあることを意味していると言えるでしょう。
この個性の違いは何で生まれるものなのか知りたい人も多いです。
これはその人その人で声の出し方が根本に違うためです。
声の出し方が千差万別であるために、その種類は何百や何千種類とも言われているのです。
タイプとして大別すると肺呼吸を活用して声を出す方と、腹筋やお腹の底から出す方に区分できます。
肺の周辺胸襟を活用した声の出し方では小さな声が特徴で、あまり遠くまで声は響きません。
腹筋を活用する方は、のぶとく遠くまで響き渡ります。